銀行の駐車場をカーシェアの拠点に、静岡銀行とオリックス自動車が提携、伊豆半島の観光振興で

静岡銀行とオリックス自動車は2017年9月25日より、伊豆半島でカーシェアリング事業の実証実験を開始した。現地の観光振興や地域活性化を目的に、銀行4店舗の駐車場(合計7台分)をカーシェアリングの拠点とする取り組みだ。

観光客のほか、自動車を保有しない地域住民、出張で現地を訪れたビジネスパーソンの移動手段としての可能性を検証。さらに、公共交通機関との併用により、環境への配慮や交通渋滞抑制の効果も期待する。

さらに今回の取り組みにあわせ、伊豆半島の観光施設とオリックス自動車による「観光スポット+移動手段」のパッケージ商品も企画する計画だ。

拠点とするスペースを提供するのは、静岡銀行河津支店、伊豆高原支店、修善寺支店、富士駅南支店。実証実験は2018年9月末までの約1年間を予定。その後の継続については、有効性や地域からの意見などのデータをもとに総合的に分析・判断する。

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