全日空(ANA)グループは、2017年12月1日以降に発券される国際線航空券の燃油サーチャージの改訂を発表した。
今回の改定で、料金は、2017年4~7月と同レベルに上昇。例えば日本/北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニアは現行の3500円の2倍となる7000円に値上げ。ハワイやインド、インドネシアも現行の2000円の2倍となる4000円に。日本/中国・香港・台湾・マカオは現行の500円から3倍の1500円になる。
そのほか、ANAの2017年12月1日~2018年1月31日発券分の日本発燃油サーチャージ額(1区間片道あたり)は以下のとおり。
燃油サーチャージの金額は、シンガポールケロシン市況の2か月平均額と、市況価格の円換算額に基づくもの。2017年12月~2018年1月発券分の燃油サーチャージの換算基準となる該当期間のシンガポールケロシン市況価格は1バレル当たり65.41米ドル(2017年8月~9月)、為替レートは1ドル110.28円で、市況価格の円換算額は7213円。それをANAの改定基準に適用した。