成田国際空港はこのほど、2017年冬期(2017年10月29日~2018年3月24日)の定期空港会社別スケジュールを発表した。それによると、総発着数は過去最高となる週4736回。2016年冬期比126回増、2017年夏期より16回増となった。
そのうち国際線発着数は週3740回で、2016年冬期より115回増、過去最高だった2017年夏期よりも45回増。インドネシア・エアアジアX、エジプト航空、アエロロジック、エアソウルなどの新規乗り入れに加え、アジア太平洋方面の新規就航や増便が寄与した。
就航都市数は、海外110都市、国内17都市、合計127都市(131路線)で開港以来の最高記録を更新。2017年5月のエア・カナダ/トロント線の通年化、9月の日本航空/コナ線、10月29日のエジプト航空/カイロ線の新規就航が追い風となった。なお、2017年12月21日にはジェットスター・ジャパンの宮崎線が新規就航予定。これにより、就航都市数は128都市に増加。記録をさらに更新する見通しだ。
なお、国際旅客便におけるLCCは、週598回で国際線旅客便全体に占める割合は18.4%(2016年冬は15.8%)で過去最高を記録。2016年冬期から102便増、2017年夏期から62回増となった。一方、国内線LCCは2016年冬期比14回増の700便。国内線旅客便全体に占める割合はほぼ前年並みの約7割だった。