日本政府観光局(JNTO)はサッカーJリーグチームの楽天ヴィッセル神戸と連携し、同チーム所属の選手ルーカス・ポドルスキ氏を訪日プロモーションで起用する。元ドイツ代表の選手の同氏をドイツ向けプロモーションで起用し、動画広告やオンライン懸賞キャンペーンを展開する予定だ。
ドイツからの訪日旅行者数は2016年が18万3288人、2017年も11月時点で18万4100人となり、過去最高更新のペースで堅調に伸びている。ただしJNTOの調査では、「訪日旅行に興味がある」(39.3%)、「日本が好き、どちらかと言えば好き」(50%)で、英国やフランス、イタリア、スペインなどに比べ、関心度が低いことが数値に表れているという。
そこでJNTOではサッカー大国のドイツで知名度の高いサッカー選手を起用することで、訪日旅行に関心がなかった客層に対するきっかけ作りとする考え。プロモーションを通し、ドイツ人訪日旅行者の増加を図っていくとしている。