ファッション通販会社が旅行事業に参入、日帰りバスツアー主力の旅行会社を子会社化、コト消費への対応で

ファッション雑貨や化粧品などの会員向け通販事業を行なうスクロール社は、日帰りバスツアーを主力とするトラベックスツアーズを子会社化する。2017年12月27日の取締役会で、同社の全株式取得と子会社化について決議した。

消費動向がモノ消費からコト消費へと変化するなか、スクロール社では「サービス業」をテーマに掲げ、新たな価値を提供し、通販事業の拡大を図る。トラベックスツアーズは第2種旅行業として日帰りバスツアーのほか、スキーツアー、訪日外国人向けのバスツアーを企画販売しており、コト消費の商材を扱う事業会社として子会社化を決めた。

スクロール社ではシニア層をターゲットとし、同社の通販事業が持つマーケットと販売促進ノウハウを活用して、販売していく。グループ全体としてのシナジー効果を見込んでいる。

取得するトラベックスツアーズの詳細と株式取得スケジュールは以下の通り。

  • 社名:株式会社トラベックスツアーズ
  • 資本金:1000万円
  • 経営成績:売上高 12億4975万円、営業利益 59万円(2017年6月期)
  • 株式数:1000株
  • 株式譲渡実行日:2018年1月31日(予定)

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…