ANAグループ、自治体などに訪日客プロモーションパックを開始、第1弾は春節の富裕層にアプローチ

全日空商事は、インターネットマーケティング事業などを手掛けるデジタルガレージと共同で、地方自治体や国内企業向けに「訪日外国人向けプロモーションパッケージ」を開始した。

第一弾として2018年1月15日、春節時期に訪日する中国の富裕層および上位中間層のFITにアピールするキャンペーン特設ページ「ANAセレクト ANAがお勧めする商品6選」を公開。Weibo Japanなどの告知支援のもと、ANAグループの顧客接点を最大限に活用し、タビマエ~タビナカ~タビアトのカスタマージャーニーにアプローチする。これにより、キャンペーンに参画する国内企業のブランド認知向上と購買促進を図る。

例えばタビマエでは、日本に興味関心の高いフォロワーを持つ中国人インフルエンサーによるキャンペーンで、認知向上を図る。タビナカではANA機内誌や国内ホテルでのリーフレット配布を行ない、購買を促進。タビアトでは、中国人インフルエンサーによる商品拡散で越境ECの導線を作り、リピート化に繋げる。

発表資料より

第一弾のキャンペーン実施期間は、2018年3月31日まで。終了後はソーシャル・ビッグデータ分析を活用した効果検証を実施。施策前と施策後の訪日客の変化を見える化し、効率的なPDCAサイクルを実現させる方針だ。

今後も夏休みや国慶節など、中国のFITが多く訪れるタイミングに合わせ、定期的にキャンペーンを実施する予定。


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