ホテルズ・ドットコム(Hotels.com)は「スマートフォンと旅行に関する調査」を実施し、日本人旅行者とスマートフォンの関係について結果を発表した。
これによると、日本人旅行者の78%が旅行に持っていきたいものに「スマートフォン」を選択。旅行ガイドブック(24%)よりも高い結果となった。また、「スマートフォンのおかげで旅行先や宿泊、アクティビティを気軽に決めることができ、活発に旅行できるようになった」との回答を選んだ人は、54%。スマートフォンを「旅行中に面白そうなスポットを探す主要な情報源」としているのは、27%に及んだ。
一方で、世界の旅行者に比べると旅行中のSNS利用時間は短いようだ。
旅行中のスマホ利用時間は1日平均1.9時間。旅行中のSNS使用は世界平均の65分を下回る42分だった。旅行中のSNS利用は、「友達の最新情報を把握するため」(59%)が最多で、旅行体験のシェアは世界よりも低い傾向に。世界の旅行者の28%が旅行先でSNS上でチェックインをするのに対し、日本人は15%。SNS上に写真付きで旅行体験をシェアする割合は、世界の42%に対し、日本人旅行者は20%だった。
また、日本人は自撮り画像の投稿は、世界の44%に対し、日本人はわずか16%のみ。SNS上でシェアするのは、観光スポットや風景(36%)、食べ物やレストラン(33%)が多かった。
この調査は全世界9000人、うち日本人300人に対して行なわれたもの。