大阪の高島屋はこのほど、浪速区にある歴史的建造物「高島屋東別館」で滞在型ホテル(サービスレジデンス)を開業することを発表した。シンガポールを拠点にサービスレジデンス事業を展開するアスコットの子会社と賃貸借予約契約を締結。リノベーションをおこない、2019年冬の開業を目指す。
高島屋東別館は、昭和初期の建築様式を持つ建物で、これまで高島屋史料館や事務別館などとして利用してきた。リノベーション後はアスコットのブランド「シタディーン」にて、300室以上の客室を持つ施設として開業。インバウンド需要で活況を呈する大阪ミナミで、建築物の価値を高める活用を進める考え。