民泊仲介のAirbnb(エアビーアンドビー)は、間もなく開催する平昌冬季オリンピックを前に、期間中に開催地である韓国・江原道での受入データを発表した。
これによると、期間中に江原道のホストが受け入れる宿泊客(予定)の数は、前年の約3.6倍となる約9000人超になる見込み。宿泊客を国籍別にみると、韓国、米国、中国、カナダ、日本の順に多いという。また、物件数も約3倍超増の約4500室に増加。そのうち約半数が、オリンピック関連で初予約となった。
期間中の宿泊では、1人あたり宿泊費は平均28万ウォン(約2万8000円)、予約確定済みの物件の宿泊料金は1室1泊あたりの平均は約18万5000ウォン(約1万8600円)となる見込みだ。宿泊日数は1予約あたり平均3泊。
なお、Airbnbでは江原道の観光誘致に向け、韓国訪問委員会などのサポートを受け、ガイドブック「Hell Tour Gangwon」を発行。韓国訪問委員会とは江陵市のピーアールキャンペーンや、ソウルでのイベントに参加するなど、現地の活動に力を入れている。