訪日時にレジャーホテルに「泊まってみたい」は8割超え、米国人旅行者は5割が経験済み

訪日旅行者向けレジャーホテル紹介サイトを運営するアルメックスは、台湾、香港、米国の3市場を対象にレジャーホテル(いわゆるラブホテルを含む)の利用動向調査を実施した。

これによると、訪日旅行時に利用する宿泊施設は市場ごとに異なるが、多いのはシティホテルやビジネスホテル、民宿、民泊など。レジャーホテルは「知っているが使ったことはない」「知らない」の割合が高く、特に香港では約7割、台湾では約9割が利用経験がなかった。

ただし、設備や価格、立地面での優位性があれば利用意向は8割超に上昇。カップルでのレジャーホテル利用意向は75%以上となった。

発表資料より

米国は台湾、香港とは異なる傾向で、すでに55%が利用経験があると回答し、15%が「よく使う」など頻度も高い。訪日時に利用する宿泊施設も幅広く、状況に応じて多様な宿泊手段を活用していることがうかがえる。

発表資料より

レジャーホテルを知るきっかけのコンテンツについては、「LCCの深夜・早朝便利用時のレジャーホテル活用法」や「体験レポート」、「日本の宿泊施設の使い分けガイド」などの、実用性の高いコンテンツが多かった。米国では「ユニークな外観のホテルを紹介する特集」や「研究者による日本の風俗の歴史・文化コラム」など、カルチャーとしての興味関心が高いことがうかがえた。

調査は2017年9月7日~13日まで、台湾と香港、米国の在住者を対象にインターネットで実施。20~39歳の男女で、台湾と香港では訪日経験が2回以上、米国は1回以上の人各100サンプルを集めた。


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