日本旅行、訪日外国人向けバスツアー会社に資本参加、商品づくりや西日本の事業強化などで協業へ

日本旅行はこのほど、訪日旅行者向けに国内バスツアーを展開するDOA JAPANに出資をおこなった。外国人による個人旅行(FIT)市場拡大を受け、取組強化につなげるもの。

具体的には、DOA JAPANが主催する着地型バスツアーの商品造成での協業や、日本旅行によるDOA社主催商品の販売強化を推進。これまで実施していた東京都内や富士山への日帰りバスツアーに加え、3月から京都へのツアーも取扱を開始。今後さらに西日本地域での事業拡大を検討する。

出資は、DOA JAPANの第三者割当増資(普通株式)に日本旅行が応募する形で進められ、すでに1月末に払込済。増資後のDOA JAPANの株主構成は、DOA Australia Pty Ltdが85%、日本旅行が15%となった(2018年2月1日現在)。

DOA JAPANは、オーストラリアで日本人旅行者向けのガイド派遣やオプショナルツアーを運営する「DOA Australia Pty Ltd」の、日本での営業会社として2013年に設立。その後、訪日旅行者の増加に伴い、2015年に事業を訪日旅行会社向けに転換した。訪日外国人向けのバスツアーの名称は「JAPAN PANORAMIC TOURS」。

DOA JAPAN

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