日用品流通の情報基盤を運営するプラネットが実施した「スキー・スノーボードに関する意識調査」でスキー経験の動向について実態を調査した。
これによると、スキーを経験したことがある人の割合は61.4%で、年代別では男性50代が68.5%、女性は60代が61.2%で最も多かった。男女とも20代、30代の若年層で数値が低く、年代が低くなるにつれて経験者が減少。若年層はスノーボードの経験が高いが、最も数値の高い男性30代でも30.2%で、スキーの経験者率には及ばなかった。日本のスキーブームが起こった1980年後半から90年代初頭のバブル期にスキーを経験した50代・60代が、スキー市場を支えている。
以下はスキー、スノーボードを含むウィンタースポーツの経験者数の割合。
一方、スキーまたはスノーボードをする頻度では、「5年以上していない」が78.9%と8割近い割合に。「1年に2回以上」は8.0%と1割以下で、「1年に1回以上」は13.7%、「2~3年に1回以上」でも17.4%。何年もスキーやスノーボードをしていない人が圧倒的に多かった。
同行者別では、家族が60.1%、友人(同性のみ)が40.4%、友人(異性含む)が29.9%の順だが、「ひとり」も13.1%と1割以上いる結果に。女性7.0%に対し、男性は16.0%で、スキー市場では男性の一人参加が多い。特に男性の50代では20.4%、60代では20.8%となり2割に及ぶ。
以下は、スキーまたはスノーボードへ行く同行者についての回答結果。
同調査は2017年12月6日~12月22日、ネットリサーチ「DIMSDRIVE」モニター3760人を対象に実施した。