東京駅構内と周辺エリア「東京ステーションシティ」に2018年3月、AI(人工知能)を活用したチャットボットによるコンシェルジュ業務を導入した。
訪日外国人向けに提供するサービスで、対応言語は英語と中国語の2か国語を用意。24時間365日、スマートフォンを通してリアルタイムで案内する。東京ステーションシティによると、鉄道駅がAIを活用したチャットコンシェルジュを導入するのは世界で初めてだという。
導入するAIチャットコンシェルジュはビースポーク社が開発した、訪日外国人向けチャットボット「Bebot」。利用方法は、東京駅構内のポスターやステッカーに表示されたQRコードをスマホでスキャンし、Bebotのページが立ち上がった後に位置情報を共有することで、AIとのチャットが可能になる。
対応する内容は、東京ステーションシティの各施設やサービスと、旅行中に役立つ情報に関する質問。「新幹線の乗り方は?」「成田空港までの行き方は?」といった質問を想定しており、問い合わせには無料で対応する。