トリップアドバイザーがまとめた「世界の人気観光スポット2018 ランドマーク編」で、最も人気のある観光地は前年と同じカンボジアの「アンコールワット」。2位はスペイン広場(前年9位)、3位はアラブ首長国連邦のシェイク・ザイード・グランドモスク(前年2位)だった。
日本国内では、1位は京都の伏見稲荷大社が4年連続トップ。2位は京都で金閣寺(前年同位)、3位は広島の原爆ドーム(前年6位)となった。伏見稲荷大社は世界24位、アジアでは5位にランクイン。また、広島県の「厳島神社」が日本ランキングに初登場した。
そのほか、アジアでは、トップのアンコールワットに続き、2位はインドのタージ・マハル、3位はタイの涅槃寺(ワット・ポー)に。世界ランキングではチェコ共和国・旧市街や英国ロンドン塔、アジアではインド「グラッドワーラ バングラサヒブ」、シンガポール「スーパーツリーグローブ」などが上位25位で初登場となった。
各分野のランキング上位10は以下のとおり。
日本のランドマーク トップ10
※括弧内は前年度順位。「初」はランキング初登場(以下同)
- 1位 (1) 伏見稲荷大社/京都府
- 2位 (2) 金閣寺/京都府
- 3位 (6) 原爆ドーム/広島県
- 4位 (5) 浅草寺/東京都
- 5位 (8) 東大寺/奈良県
- 6位 (3) 清水寺/京都府
- 7位(10) 姫路城/兵庫県
- 8位 (4) 明治神宮/東京都
- 9位 (9) 東京都庁舎/東京都
- 10位「初」厳島神社/広島県
世界のランドマーク トップ10
- 1位(1) アンコールワット/カンボジア
- 2位(9) スペイン広場/スペイン
- 3位(2) シェイク・ザイード・グランドモスク/アラブ首長国連邦
- 4位(4) サン・ピエトロ大聖堂/バチカン市国
- 5位(3) コルドバのメスキータ (大聖堂とモスク)/スペイン
- 6位(5) タージ・マハル/インド
- 7位(10) 大聖堂(ドゥオーモ)/イタリア
- 8位(-) アルカトラズ島/アメリカ
- 9位(11) ゴールデンゲート・ブリッジ/アメリカ
- 10位(14) 国会議事堂/ハンガリー
アジアのランドマーク トップ10
- 1 位(1) アンコールワット/カンボジア
- 2位(2) タージ・マハル/インド
- 3位(4) 涅槃寺(ワット・ポー)/タイ
- 4位(3) 慕田峪長城(万里の長城)/中国
- 5位(5) 伏見稲荷大社/日本
- 6位(7) シュエダゴン・パゴダ/ミャンマー
- 7位(6) ペトロナスツインタワー/ミャンマー
- 8位(8) クチトンネル(ベンユォック)/ベトナム
- 9位(12) アンベール城/インド
- 10位(-) 黄金寺院 (ハリマンディル・サーヒブ)/インド
このランキングは、2017年1月から12月までの間にトリップアドバイザーの観光スポットに投稿されたクチコミをもとに算出したもの。5段階評価の平均や投稿数などをもとに独自のアルゴリズムで集計している。