法務省入国管理局は、国内主要空港での顔認証ゲートの利用開始計画を発表した。これまでは羽田空港の上陸審査場(日本人帰国用)で導入していたが、対象空港を成田空港、中部空港、関西空港、福岡空港に拡大。新たに日本人の出国手続きにも対応するもの。
顔認証ゲートでは、パスポートの読み取りを行った後、顔写真を撮影して認証。処理完了後、問題がなければゲートが開く仕組み。同ゲートを利用した場合には、入国審査官からスタンプを受ける必要はない。
顔認証ゲートの運用開始時期(予定)と設置台数は以下のとおり。なお、ゲートの利用にあたり、事前の利用登録などは必要ない。
日本人帰国(上陸審査場)
- 成田空港 6月11日(第2・第3ターミナルビル)15台
- 成田空港 6月18日(第1ターミナルビル)16台
- 羽田空港 7月9日 10台
- 中部空港 7月30日 6台
- 関西空港 7月23日 12台
- 福岡空港 8月9日 5台
日本人出国(出国審査場)
- 成田空港 10月上旬(第2・第3ターミナルビル) 14台
- 成田空港 10月下旬(第1ターミナルビル) 16台
- 羽田空港 10月下旬 13台
- 中部空港 11月上旬 9台
- 関西空港 11月下旬 15台
- 福岡空港 11月下旬 6台