京阪バスとNTT西日本が連携協定、訪日客の多言語対応をロボットで解決へ、GPS連動で自動ガイドなど多機能化を視野

西日本電信電話(NTT西日本)京都支店と京阪バスは、訪日外国人旅行者の増加に伴う多言語対応やバス乗務員の減少などの課題に対し、コミュニケーションロボットを活用したソリューションの実現に向けた連携協定を締結した。

取り組みでは、ヴィストン株式会社のコミュニケーションロボット「Sota」を活用。2018年第4四半期には自動ガイド開発とGPS技術を検証し、2019年第1四半期以降にGPSと連動した京都市内での自動ガイドのサービス化を目指す。将来的には車内での対話、緊急時の対応など、自動運転バスに求められる多機能化も検討していく。

京阪バスではこれまでも、ICTやAIを活用した観光バス事業の活性化や自動運転の導入に向けた取り組みを行なってきた。今回の連携協定では、京阪バスは自社が抱える諸問題への具体策を検討し、NTT西日本が助言や情報提供を行なう。具体的な取り組み内容等については、両者で協議の上、決定していくとしている。


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