成田空港、デジタル駆使の「デザイントイレ」を相次ぎ導入、IoT活用の5か国語の混雑表示やタブレット導入など

成田国際空港:報道資料より

成田国際空港は2019年春、第一ターミナルにデザイントイレを相次いで導入する。4月3日には日本のきれいなトイレ文化を体験できる“最先端のおもてなしトイレ空間” 「experience TOTO (エクスペリエンス・トートー)」をオープン。experience TOTOは南ウイング1階の到着ロビーで、訪日外国人に到着後すぐ、IoTを活用して日本のきれいなトイレ文化を分かりやすく体験してもらえるようにする。

experience TOTOはTOTOとのコラボトイレで、ただ清潔なだけでなく、タブレットリモコン、Wi-Fiなどを活用し、トイレの混雑情報をデジタルサイネージにリアルタイムに5カ国語で一覧表示するサービスを提供する。日本語が分からない外国人のために、ウォッシュレットの使用方法などの動画が流れるタブレットも導入する。

また、3月25日に大きな荷物を持ち込める広いブースを設置したり、オストメイト用流し・フィッテイングボードを一般トイレにも設けたりするトイレも導入する。

成田空港では2020年東京オリンピック・パラリンピックを控え、2020年3月までにすべてのトイレのリニューアルを改良する予定。

成田国際空港:報道資料より

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