JTBグループ入社式、高橋社長「大きな変化への決意」を強調、2019年度の新入社員は538名

JTBグループは4月1日、2019年度グループ合同入社式を行った。今年度のグループ28社の新入社員は538名。そのうちJTBが317名を占めた。この日は平成に代わる新元号「令和」が発表。JTB社長の高橋広行氏は社長メッセージの中で「歴史的に節目となり、大きく時代が代わる一年となる。JTBグループとしても大きな変化を遂げる一年にしていきたい」と新入社員を前に意気込みを示した。

高橋氏は、2018年4月から進めている「第三の創業」と位置づけた大規模な経営改革についても説明。第一の創業である代売モデル、第二の創業であるメーカーモデルから「ソリューションモデル」へとビジネスモデルを変換し、提供した価値に見合った対価を受け取る「フィーモデル」に挑戦していく方針を改めて示した。

また、事業ドメインとして「交流創造事業」を掲げ、「JTBならではのソリューションを提供することで、地球を舞台にあらゆる交流を創造し、お客様の感動と共感を呼び起こす」との決意を表明した。

そのうえで、最新のデジタル技術を積極的に導入し「デジタル革命」を進めていくが、「これまで積み上げてきたヒューマンタッチのコンサルティング力にさらに磨き上げて、お客様に価値を提供していくことも重要」との考えを示し、この2つの力によって「お客様の期待や想像を超える価値や成果を生み出す『Beyond Imagination』が可能になる」と強調。具体的には、「個人旅行では宿泊や交通が『良かったかどうか』ではなく、『旅行の本来の目的が叶えられたかどうか』、法人ではお客様の目的達成や企業価値向上への貢献にとどまらず、社会課題の解決まで視野に入れていく」と説明した。

新入社員にメッセージを伝える高橋社長

新入社員に対しては、一人ひとりを「人財」と位置づけ、高いスキルと専門性と強い成果志向を持ちながら、課題解決に向けて主体的に考え行動し、価値創造につなげられる「自律型創造社員になって欲しい」と訓示。また、時間と心の余裕が新たなビシネスを生むとの考えから、「働き方改革」にも取り組む姿勢を示し、そのうえで経営陣を含む社員の行動指針として「OPEN」「CHALLENGE」「FUN!」のポリシーを定めていることを紹介した。

このほか、今年は2020年東京オリンピック・パラリンピックまでの「黄金の時間」のハイライトを迎えるとしたうえで、今年日本で開催されるさまざまな国際的なイベントや訪日市場の拡大などのチャンスをものにして、「2020年以降も本当に輝けるかどうかは、2020年までをどう過ごすかにかかっている。変化に対応できた企業だけが、『黄金の時間』の果実を得ることができる」と力を込めた。

入社式にはJTBのCMでキャラクターを務める女優の高橋ひかるさんも駆けつけた。

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