世界6位のホテルチェーン「OYO(オヨ)」が日本でもホテル事業を開始、ソフトバンクと新会社設立、テクノロジー活用の変動価格など武器に

世界で急成長を遂げているホテルチェーン「オヨホテル(OYO Hotels & Homes)が日本でホテル事業を開始する。2019年4月4日、ソフトバンクとソフトバンク・ビジョン・ファンドとの合弁会社「OYO Hotels Japan 合同会社」の設立を発表した。 ※写真はOYO Hotels & HomesグループCEO兼創設者・リテシュ・アガルワル氏。先日のOYO LIFE事業開始の記者会見時に撮影。

OYOは、アジアを中心に展開し欧米にも進出して、いまでは世界6位に急成長しているインド発のホテルチェーン。世界の旅行者がサービス品質を保ち、手頃な価格で利用できるようにするフランチャイズ方式の展開で客室数を拡大してきた。テクノロジー活用を全面に活かした経営やホスピタリティも注目を集めている。日本では、先ごろソフトバンク傘下のヤフージャパンと合弁で賃貸住宅事業「OYO LIFE(オヨライフ)」の事業を開始したところ。OYOは、2017年にソフトバンク・ビジョン・ファンドからの多額の出資も受けており、日本でのホテル事業の開始時期が注目されていたが、賃貸住宅事業の開始から間を開けずに発表となった。

ソフトバンク代表取締役社長執行役員兼CEOの宮内謙氏は、今回の発表にあたって「ダイナミックプライシング(需要と供給に応じた変動価格)や予約システムなど、ホテル経営者向けの機能や価値を提供し、適正な価格設定や人手不足の解消などに貢献します」とコメントを発表。OYOが持つ先進的なテクノロジーとビジネスモデルとソフトバンクの日本市場での知見を融合させて、日本の旅行者に新しい宿泊体験を提供するとしている。

OYO Hotels & HomesのグループCEO兼創設者であるリテシュ・アガルワル氏は、日本がアジアで人気のある観光地として急成長していることから今回の日本での事業開始を「大きなチャンス」と捉える。また、「独立系ホテル経営者向けには、AI(人工知能)の機械学習を活用したホテルマネジメントシステムや、予測分析に基づくダイナミックプライシング、収益管理システムなどさまざまなテクノロジーを提供し、ホテル経営者が顧客対応に集中し、収益性の改善などにつなげられるよう貢献していきます。」として日本のホテル経営者に参画を求めている。

なお、今回設立される合弁会社の経営は、OYOの創業メンバーでありグローバル事業を数多く立ち上げた経験をもつPrasun Choudhary氏(プラスン・チョードリー氏)が主導する。

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