鎌倉市のオーバーツーリズム解消へ、観光客の行動を可視化する調査、市とデジタルガレージらが協定

鎌倉市のオーバーツーリズム解消に向け、異業種間がタッグを組む。デジタルガレージと鎌倉市、unerry、昭文社の4者が、観光客の行動を分析のうえ可視化し、動態情報を取得する調査の実施に関する協定を2019年5月23日付で締結した。

今回の調査は、鎌倉市が目指すテクノロジーを活用して社会課題を解決するパブリテックの一環。持続可能な開発目標(SDGs)の目標のうち、「働きがいも経済成長も」「産業と技術革新の基盤をつくろう」の2つを軸に、派生する「住み続けられるまちづくりを」「つくる責任つかう責任」「パートナーシップで目標を達成しよう」の実現も目指す。鎌倉市は飲食店が立ちなビル小町通りや江ノ島電鉄周辺など市内全域で観客客による混雑が課題となっている。

具体的にはデジタルガレージが事業の運営・管理、調査、マーケティング支援を担当し、unerryが観光客行動の可視化、分析、昭文社は旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」シリーズの無料読者付録アプリ「まっぷるリンク」を通じて観光客の行動情報を収集。総合的に鎌倉市へ報告する。

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