ニールセンが発表した2019年4月のECサービスの利用状況によると、オンラインショッピングサービスのうち「アマゾン」の利用者数は前年比10%増の5004万人。フリマサービス「メルカリ」が33%増の2216万人、「ラクマ」が34%増の1115万人で、いずれも2ケタ増の伸びを記録した。楽天市場は4804万人で8%増にとどまっている。
なお、1年前の数字と比較すると、「アマゾン」「楽天」いずれもパソコンの利用者割合は減少し、3割を割り込む状況に。スマホのみの利用者は、アマゾンで65%から73%に、楽天では69%から78%に拡大した。
なお、これらのサービスのスマホ経由の利用者を性・年代別にみると、アマゾンとのみが女性の利用者が増えており、ほかの3サービスは男性利用者が拡大。また、年代はいずれのサービスも上昇している傾向が明らかになった。
この調査は、全国8000名のモバイル利用者のアクセスログをもとに実施した「モバイルネットビュー」と、複数デバイスでのデジタル媒体コンテンツの視聴率調査を対象にしたもの。