日本人の国内旅行消費額が17%増、旅行単価では宿泊は減少、日帰りは好調 ―2019年第2四半期(速報)

観光庁が発表した「旅行・観光消費動向調査」によると、2019年第2四半期(4~6月)の日本人国内旅行消費額(速報)は、前年同期比17.1%増の5兆9000億円だった。このうち、宿泊旅行が前年同期比16.4%増の4兆4289億円、日帰り旅行は19.6%増の1兆4711億円。

月別でみると、4月は6.6%増だったものの、5月は23.4%増、6月は20.2%増と拡大。特に5月の日帰り旅行が41.1%増の6321億円と大きく伸びたほか、6月の宿泊旅行も27.9%増の1兆3515億円で好調だった。

日本人国内旅行消費額の推移は以下のとおり。

観光庁:報道資料より

また、日本人国内延べ旅行者数は13.1%増の1億6525万人。このうち宿泊旅行は19.1%増の8335万人、日帰り旅行は7.6%増の8190万人だった。1人1回あたり旅行単価は3.6%増の3万5704円。内容別では宿泊旅行が2.3%減の5万3135円、日帰り旅行が11.1%増の1万7963円だった。

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