京都市、観光サイトでAI活用の新機能を実装、嵐山・祇園・伏見の時間帯別観光快適度を予測、最適ルート作成機能も

京都市と京都市観光協会は,観光情報の発信,受入環境の整備など観光客の満足度向上を図る目的で,京都観光オフィシャルサイト「京都観光Navi」にAIを活用した3つの新機能を実装した。

まず、エリア別・時間帯別の観光快適度の予測では、「嵯峨・嵐山エリア」「祗園・清水エリア」「伏見エリア」の観光スポットにおける時間帯別の観光快適度の予測結果を5段階で詳しく表示する機能を追加した。表示時期は混雑する春と秋の観光シーズン。「京都観光Navi」では2019年9月18日から,スマートフォン利用者の位置情報,天気,曜日,時間などのビックデータをもとにAIが予測した京都市全域の日ごとの観光快適度を表示してきた。

また、観光コンシェルジュ(モデルコース自動作成機能)も追加。「出発時間」や「曜日」などの条件,「穴場を観光したい」,「食事を楽しみたい」などの好みを入力すると,その人に合った,おすすめのモデルコースを提案する。

さらに、Japan Trip Planner(最適ルート作成機能)を実装することで、「京都観光Navi」で登録したスポットを効率的に周遊するための最適なルートを提案し,各スポットでの滞在時間も考慮した行程を作成できるようにした。この機能は,観光コンシェルジュとも連動。観光コンシェルジュで提案されたモデルコースを「Japan Trip Planner」で編集することも可能になっている。

報道資料より

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…