ルフトハンザ航空グループ、遅延対策でGoogle Cloudを戦略的パートナーに、AIシステムの構築も視野

ルフトハンザグループは、Google Cloudを戦略的パートナーに選定した。Google Cloudを活用することで、フライトスケジュールが乱れた場合にスケジュール通りの運航に戻すためのシナリオを提案するプラットフォームを構築する。シナリオの提案は、安定した運航に関わるさまざまなプロセス(代替機のやり繰り、機材整備、乗務員のスケジュール管理等)から得られるデータを統合することで行われる。

将来的には、たとえば降雪などの気象状況によりフライトが遅延し、旅客が接続便に乗り遅れてしまうような場合、将来的には、人工知能に基づくシステムによって、ドイツ国内4ヶ所のハブ空港で迅速な予約変更ができるようになる。

今後は、ルフトハンザグループの運航部門の専門家、開発者、エンジニアとGoogle Cloudのソフトウェアエンジニアで構成される共同チームが、適切なプラットフォームの開発および検証を実施。まずはスイス・インターナショナル・エアラインズで試験導入される予定。

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