日本語学校や外国大学日本校などを運営するアイ・エス・アイによると、同社は東京都知事登録旅行業の認可を受けた「ISIスタディトラベル本部」を設置した。日本人の多様化する留学ニーズを捉えるとともに教育サービスの付加価値化を推進し、留学先での支援体制を強化していく。
日本の中学生・高校生の海外留学トレンドとして、3カ月未満の短期留学が急増し、留学先も多様化が進んでおり、また、小学校での英語の教科化などで顧客の低年齢化に対応する新たな留学サービスが求められているという。
こうした状況を受けて、ISIグループの留学斡旋機関であるISI国際学院を通して、留学プログラムへの渡航サービスの付帯や現地サポート体制の強化、ユニークな国際交流体験プログラムの提供を進めるほか、今後成長が見込まれる学校市場や低年齢層・シニア向け市場で、質の高い教育旅行プログラムを開発していく。
また、同社は国内最大級の日本語学校を運営していることから、キャンパス外での体験型学習を「スタディトラベル」と位置づけ、ISIグループの在校生向けに課外活動や社内インターンシップなどの「スタディトラベル」の機会を提供していく予定。