日本人の国内旅行消費額は7%増の22兆円に、宿泊旅行が好調に推移、一人あたり旅行単価は微増  ―2019年(速報)

観光庁が発表した「旅行・観光消費動向調査」によると、2019年の日本人国内旅行消費額(速報)は、前年比7.0%増の21兆9114億円となった。このうち、宿泊旅行が同8.5%増の17兆1493億円、日帰り旅行は同1.8%増の4兆7620億円。

日本人国内延べ旅行者数(速報)は、同4.4%増の5億8666人で、そのうち宿泊旅行が同7.0%増の3億1142人、日帰り旅行が同1.7%増の2億7524人。一人一回あたり旅行単価は同2.4%増の3万7349円で、宿泊旅行が同1.4%増の5万5069円、日帰り旅行が同0.1%増の1万7301円。

報道資料より

2019年10-12月期では、日本人国内旅行消費額(速報)が同9.6%%増の5兆126億円となり、このうち、宿泊旅行は同13.5%増の3兆9143億円、日帰り旅行は同2.4%減の1兆983億円。

月別でみると、10月は同10.3%増、11月は同12.9%増、12月は同5.8%増。宿泊旅行は3ヶ月とも前年を上回ったが、日帰り旅行では10月と12月が前年割れとなった。

日本人国内延べ旅行者数(速報)は、同6.4%増の1億3242人で、そのうち宿泊旅行が同8.7%増の6866万人、日帰り旅行が同3.9%増の6376万人。一人一回あたり旅行単価は、同3.0%増の3万7854円で、宿泊旅行が同4.3%増の5万7008円、日帰り旅行が同6.1%減の1万7226円。

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