旅して日本プロジェクトが主催する「温泉総選挙2019」の結果がこのほど発表された。環境省、内閣府、総務省、経済産業省、観光庁の後援で観光地の活性化プロジェクトとして行われているもの。
温泉総選挙2019にエントリーした全国の温泉地が申請した過去1年以内の取り組みのなかから、各後援省庁の選定基準に基づき「省庁賞(環境大臣賞・地方創生担当大臣賞・総務大臣賞・観光庁長官賞)」4賞、 実行委員会により「特別賞(審査員特別賞・おもてなし賞・クールジャパン賞・キャッシュレス賞)」8賞を選出した。
各賞は以下の通り。
【環境大臣賞】
- 湯村温泉(兵庫県美方郡新温泉町)
温泉熱の有効活用による地球温暖化対策と温泉地活性化に地域が一体となって取り組んでいる点を評価。
【地方創生担当大臣賞】
- 旭温泉(島根県浜田市)
伝統文化の石見神楽と温泉を融合したまちやひとの創生を通じて、高齢化や人口減少など深刻な課題に積極的に取り組んでいることを評価。
【総務大臣賞】
- 肘折温泉(山形県最上郡大蔵村)
大雪を地域資源ととらえ、誰もが参加しやすいイベントを企画するとともに、ICTなどの活用を国内外に発信することで地域経済の好循環に貢献している点を評価。
【観光庁長官賞】
- ひよし温泉(京都府南丹市)
地域の雄大な自然と地場産品を活用したさまざまな観光コンテンツの造成や創造的なプロモーションを実施している点を評価。
特別賞は以下の通り。
【審査員特別賞】
- 菊池温泉(熊本県菊池市)
- びえい白金温泉(北海道上川郡美瑛町)
- 海門温泉・花色温泉(大分県豊後高田市)
- 伊香保温泉(群馬県渋川市)
- 犬吠埼温泉(千葉県銚子市)
【おもてなし賞】
- ぬかびら源泉郷(北海道河東郡上士幌町)
【クールジャパン賞】
- 妙高高原温泉郷(新潟県妙高市)
【キャッシュレス賞】
- 山代温泉(石川県加賀市)