リクルートライフスタイルは、旅行情報誌「じゃらん」で実施した道の駅のアンケートをもとに、「全国道の駅グランプリ2020」を発表した。2018年以降に企画した「道の駅満足度調査ベスト10」にランクインした計71施設のなかから、「満足した」「良かった」と思う道の駅について、アンケートを実施したもの。
その結果、初代グランプリとなったのは、宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」。地産地消やご当地グルメ、産直野菜などのほか、観賞用の魚販売まで、品ぞろえの豊富さが人気で、リピーターも多い。このほか、トップ5には、2位が福島県「道の駅 猪苗代」、4位が山形県「道の駅寒河江チェリーランド」となり、東北の道の駅に人気が集まる結果となった。
なお、アンケートでは道の駅の利用実態に関する質問も実施。これによると、道の駅に行く目的の1位は「ドライブ途中で休憩」(81.2%)だが、2位以下は「地域の特産品などの土産を買うため」(60.9%)、3位「産直所で買い物をするため」(49.7%)など、食に関する回答が多く、道の駅における地域のグルメの重要性がうかがえる。また、ほとんどの人が1年以内の利用があり、特に「1か月以内」が32.4%で最多。道の駅の人気の高さが見て取れる結果となった。
調査は2020年1月10日~14日まで、45都府県在住の20~50代男女を対象に実施。有効回答数は2525名。