関西空港、新型コロナの影響で国際線旅客数が前年比46%減、外国人は61%の減少に ―2020年2月実績

関西国際空港の2020年2月の国際線旅客数は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、旅行需要が低下したことから、前年比46%減の106万9980人と大幅に落ち込んだ。このうち、日本人は同11%減の51万4970人、外国人は同61%減の54万2300人となり、外国人旅客数に大きな減少が見られた。また、航空各社が国際線旅客便の運休・減便を進めたことから、国際線旅客便の発着回数は、同29%減の7685回となった。

国内線も旅行や出張の自粛により、2月下旬から需要が減少。発着回数は同6%増の3847回だったものの、旅客数は同3%減の50万6556人となった。

伊丹空港は、国内線発着回数が同3%増の1万885回と増加したが、旅客数は同1%減の118万9946人。神戸空港は、国内線発着回数が同30%増の2853回と大きく増加したものの、旅客数は同8%増の26万6176人にとどまった。

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