成田国際空港の2020年2月の旅客数は、前年を上回ったものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い国際線旅客数が大幅に減少したことから、前年同月比15%減の286万166人となった。
国際線旅客数は、同19%減の226万5700人。そのうち、外国人旅客数は、同35%減の89万4112人で、単月で100万人を下回ったのは2015年11月(96万7421人)以来となった。日本人旅客数は同5%減の107万1336人。国際線の発着回数は、中国路線を中心に減便・運休が相次いだことから、同3%減の1万5195回。このうち旅客便は同4%減の1万3192回となった。
一方、国内線旅客数は、下地島線、庄内線の新規就航に加え、福岡線で増便があったほか、今年が閏年だったこともあり、同 7%増の59万4466 人となり、2 月として過去最高となった。発着回数も同17%増の4492回で2月として過去最高を記録した。