アメリカン航空は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による需要減退が続いていることから、新たに今夏の国際線スケジュール変更を発表した。それによると、今夏ピーク時の国際線座席供給量は前年比で60%以上減少。特にアジア太平洋路線では80%の供給削減になる見込み。
羽田発着枠拡大に伴い、今年3月29日から新規開設を予定していた羽田/ダラス・フォートワース線については、今年5月までの延期を発表していたが、さらに今年7月7日まで延期する。また、羽田/ロサンゼルス線については、5月6日までの運休を決めていたが、7月7日に1日1便で再開し、10月25日に当初予定だった1日2便に戻す予定。
このほか、アジア太平洋地域ではダラス・フォートワース/オークランド線の新規就航を2012年冬まで延期。ダラス・フォートワース/香港線、ソウル線は7月7日、ロサンゼルス/シドニー線は10月23日、ダラス・フォートワース/北京線、上海線、ロサンゼルス/オークランド線、香港線、北京線、上海線は10月25日にそれぞれ再開する予定。