【図解】東南アジアからの訪日旅行者推移、2020年2月はインドネシアが微増に

日本政府観光局(JNTO)発表による2020年2月の訪日外国人数(推計)を東南アジア4市場(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア)でみると、タイは9.1%減の9万8000人、シンガポールは24.9%減の1万9600人、マレーシアが27.4%減の2万6600人、インドネシアが0.3%増の2万4700人。

新型コロナウイルス感染症の影響によって多くの市場で昨年割れが生じているなか、インドネシアとフィリピンは2月として過去最高を記録。このほか、韓国・中国・台湾・香港が大幅減となった影響もあり、フィリピン、ベトナム、インドを加えた東南アジア7市場の訪日外客数のシェアは、昨年2月の10.7%から今年は23.5%に拡大した。

JNTOによれば、タイでは2月上旬は新規就航や増便による一定の効果があったものの、新型コロナの影響で訪日旅行のキャンセルや延期などが発生。シンガポールやマレーシアは、昨年は2月だった春節が今年は1月になったことの反動減もあった。インドネシアも月の後半はキャンセルなどが発生したが、昨年実施した広告の効果やインセンティブ旅行の増加があり、前年を上回る結果となった。

タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシアの直近12カ月の推移は以下のとおり。

※本グラフはコピー&ペーストで自由に転載可

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