ラグビーW杯で九州を訪れた訪日外国人の満足度、最高評価が全体の6割に、現地の対応・自然・食で50%超え

九州観光推進機構は、ラグビーワールドカップ 2019(RWC2019)で九州を訪れた訪日外国人旅行者への満足度調査の結果を発表した。それによると、会場でのアンケート調査による各県の訪問状況は、福岡県 80.1%、大分県 77.6%、熊本県 56.6%、長崎県 22.4%、鹿児島県 16.2%、宮崎県 10.4%、佐賀県 9.5%となり、全体では42.3%が開催県の福岡、熊本、大分以外の県にも訪れていたことが分かった。

九州への訪問前の印象で最も割合が高かったのは、44.4%の「山・火山が多い」(訪問後は52.2%)、訪問後の印象で最も高くなったのは53.9%の「人が親切」(訪問前は35.3%)。また、「特にイメージはない」人の割合は、訪問前の19.3%から訪問後は5.8%に大幅に 下がっており、RWC2019が九州のイメージの醸成につながったことも分かった。

九州旅行の満足度は5点満点中平均4.58点。6 割以上の旅行者が最高評価の「5 点」と回答した。旅行者に訪問中に満足し、人に推薦したいと思ったスポットの選定理由として、「現地の人々の対応が良かった」(59.9%)、「自然の景観や雰囲気が素晴らしかっ た」(58.5%)、「食事が美味しかった」(53.1%)の3項目が50%を超えた。

なお、九州に関するソーシャル上の投稿件数では、RWC2019開催月の10月が8万8190件となり、その他の月を上回った。

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