オリエンタルランドは2020年6月23日、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを7月1日から再開すると発表した。両パークは2月29日から休園していた。当面の間は入場者数を「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に定められている通常時の50%以下とし、社会や感染状況を見ながら進める。
また、当面の間、入園は事前にオンラインで日付指定のある入場券の購入が必要。6月25日から東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトで販売を再開する。入場券は、1カ月先までの日付指定とし、オンラインサイトでの情報登録が必要となる。
営業時間は8~20時。密集、密接、密閉の3密を回避するため、アトラクション、ショップ、レストラン、エンターテイメントは利用人数を制限しながら運営、休止する。事前予約制度を実施する方法も検討するという。
感染防止策については、入園前に検温を実施し、37.5℃以上の発熱や風邪症状などがある場合は入園を断る。常時マスク着用を求めるが、熱中症対策のため夏期の気温・湿度が高い際は屋外で人と十分な距離が保たれている場合は外すことも可能だという。
なお、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテルは6月30日から営業を再開。当面の間、宿泊者限定の特典など内容を変更する。
オリエンタルランドによると、両パークの再開にあたっては、緊急事態宣言、都道府県をまたぐ移動の制限が解除されたこと、社内的に感染対策の準備が整ったことなどから総合的に判断。東京ディズニーランド大規模開発エリアの開業は、両パーク再開後の状況をみて、あらためて決定する。