日本政府観光局(JNTO)によると、2020年7月の日本人出国者数(推計値)は、前年の165万9166人から大幅に減少し、前年比98.8%減の2万300人となった。前月6月の1万666人からはほぼ倍増となったが、それでも前年実績と比較するとゼロに近い推移が続いている。
航空データOAG社のデータで日本発の国際線実績をみると、国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)から出発した国際線は、便数で前年比88.1%減の2664便、提供座席数で88.5%減の59万6437席。前月とほぼ同水準の推移となっている。
直近の日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。