中国の駐日本国大使館によると、2020年9月25日から日本から中国へ渡航する旅客すべてが、発行日から3日以内の新型コロナウイルスPCR検査陰性証明が搭乗手続きに必要になる。国境を越えて感染症が広がるリスクを低減させるための措置。
日本人を含む外国籍の旅客が直行便で中国へ行く場合は、搭乗前3日以内に指定検査機関で陰性結果証明を取得し、搭乗時に原本とコピーを航空会社に提出する。たとえば、9月25日に発行された陰性証明書であれば、9月28日搭乗まで有効となる。
また、第3国・地域を経由する場合は、陰性証明取得後12時間以内に、有効期間内のパスポートページ(顔写真のページ)、PCR検査陰性証明、健康状況声明書のスキャンデータを中国大使館・総領事館の指定メールアドレスまで送付する。チェック完了後に健康状況声明書のデータが返送され、移動中はPCR検査陰性結果証明原本とともに携帯することが求められる。
なお、中国は経済貿易、科学技術、人道主義などの理由にかぎり、現地外事弁公室の招待状の事前取得など条件付きで査証発給を再開しているほか、8月24日からは就労および家族との同居について居留許可を有する日本人からの査証申請受理を再開している。