ルフトハンザ、モバイルで遅延手荷物を確認できるサービス開始、コロナ禍の空港で非接触と混雑回避を促進

ルフトハンザ・グループは、空港で預けた手荷物の到着空港への到着遅延の際、モバイル機器にその状況を知らせるサービスを開始した。このサービスでは、航空業界のITプロバイダーSITAが開発した「World Tracer Self Service」を活用する。

この機能は、すでに500社以上で導入され、世界2100空港で利用されているところ。新型コロナウイルスの感染防止策として、非接触や混雑回避に役立つほか、コスト削減にも貢献。SITAによると、手荷物ひとつあたり平均10ドル(約1050円)を節減できるという。

また、SITAの「バゲージ・レポート2020」によると、世界中で発生した手荷物輸送の手違いは、2017年の4690万件から2019年には2540万件に激減したものの、その対応費用は25億ドル(約2620億円)で、航空業界にとって依然として大きな負担であるとしている。

※ドル円換算は1ドル105円でトラベルボイス編集部が算出

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