デルタ航空、ワクチン輸送に向け米国内ハブ空港で体制強化、集中監視機能エリア、医薬品専用チャーター便も

デルタ航空は、同航空のハブとなるアトランタ、デトロイト、ロサンゼルス、ニューヨーク(JFK)、シアトルの各空港で、新型コロナウイルス・ワクチンの輸送に向けて体制を強化している。24時間365日の集中監視機能を備えたワクチン・コントロール・タワーを設置。医薬品専用チャーター便の準備も進めている。

同航空は数ヶ月前からワクチン・タスクフォースを立ち上げ、医療機関や製薬会社と協力し、準備を進めてきた。夏から秋にかけては試験ワクチンの輸送にも携わってきた。

同航空は国際航空運送協会(IATA)が定める医薬品輸送認証(CEM)を取得。各空港では大規模な貨物倉庫とワクチン保管のための冷蔵施設を備えている。

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