ナビタイムジャパンは、「NAVITIME」など同社が提供するナビゲーションサービスで2020年に目的地として検索されたスポットのランキングを発表した。
コロナの影響で、今年は移動に対する概念や傾向に大きな変化が生じたが、ランキングの総合1位は2年連続で「伊勢神宮内宮」となった。また、2位は「東京ディズニーランド」、3位は「御殿場プレミアム・アウトレット」がランクインした。
順位を上げたスポットは屋外の観光地が多く、混雑を避けたスポットの人気がうかがえた。上位には神社や寺院に並び、地域との共生を進めるアウトレットや大型商業施設も多く、ナビタイムでは「地域創生型商業施設としての魅力を持つ一大観光スポットともいえる」としている。
このほか今年は、コロナ禍で注目されたマイクロツーリズムに着目し、「県内移動ランキング」を47都道府県すべてで発表。また、今年の特集として、「アニメ聖地」と呼ばれるスポットに限定した検索ランキングも発表した。これ以外にも、電車や車、バイクからトラック、自転車、徒歩までの「交通手段別」や「時間帯別」など、さまざまなテーマでランキングを発表しており、テーマによって総合ランキングとは異なる人気スポットの傾向が見られる。
これらランキングの詳細は、以下のナビタイムの特設ページへ。総合ランキングはトップ100、県内移動や時間帯別はそれぞれトップ10、交通手段別やアニメ聖地はそれぞれトップ30を掲載している。