ZOZO創業者の前澤友作氏、スタートアップ14社に総額100億円を出資、海中旅行やプライベートジェット事業にも

衣料通販ZOZOの創業者、スタートトゥデイ代表取締役社長で前澤ファンド代表取締役を務める実業家の前澤友作氏は、前澤ファンドからの出資を含め、総額100億円の出資先となる13の事業領域(計14社、自社事業含む)を発表した。

前澤ファンドは、「社会課題の解決」や「趣味の追求」を事業テーマに掲げる起業家や 団体に対して、前澤友作氏の個人資産をもとに総額100億円規模の出資をおこなう会社として設立。今回募集した前澤ファンド「10人の起業家に100億円」の出資企画には計4331件も応募があった。

前澤氏は今後、各事業において一定以上の株式を保有することで、経営株主に近い立場で自らも参画し、パートナーとして事業のサポートや経営に対する助言なども行う。また、前澤氏の持つ知見、PR バリュー、資金などを最大限活用し、各事業の垂直立ち上げと成長加速を中長期的にサポートすることで、14社全社での上場を目指す。

選ばれた14社のうち航空・旅行関連では、海中旅行事業を展開する「シーバルーン」に出資する。シーバルーン(旧オーシャン・スパイラル」は、母船となるカタマラン船とアクリル製の潜水球体装置を組み合わせた「海中バルーン(Sea Balloon)」で手頃な値段で誰でも気軽に楽しめる海中旅行を提供するプロジェクトを進めており、JTBやANAセールスも参画している。

また、プライベートジェット事業を展開する「OpenSky」にも出資する。同社は2018年5月に設立。会員制のプライベートジェットサービスを通じて、短距離(片道300kmまで)の安価なフライトを提供することで、地方交通インフラの社会課題の解決を目指している。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…