2021年3月2日、10都府県で緊急事態宣言が3月7日まで延長されることが決まり、新型コロナウイルス感染症対策分科会では、緊急事態宣言下での強化・徹底すべき提言をまとめて発信している。
そのなかで、大学や高校に対しては、部活動・サークル活動における感染リスクの高い活動の制限について、学生などへの注意喚起を再度呼びかけ。また、卒業旅行や謝恩会の自粛も呼びかけていくように求めた。
これを受けて、翌3日午前中のツイッターでは「卒業旅行」がトレンド入り。若者を中心に、卒業旅行の自粛について悲鳴ともいえる意見が多数投稿され、大きな反響を呼んだ。
提言では、不要不急の外出・移動(昼夜や平日・休日を問わずの外出や都道府県を跨ぐ移動、同じ都道府県内でも感染が拡大している地域への移動を含む)の自粛のほか、テレワークなどによる「出勤者7割削減」、イベント開催制限、飲食の時短営業を引き続き呼びかけるように国や都道府県に求めている。