ハイアットホテルズコーポレーション(ハイアット)は、3つの独立系ホテルブランド「アンバウンド コレクション by Hyatt」「デスティネーション by Hyatt」「JdV by Hyatt」について、グローバル展開を加速する。このほど、2025年までの新規開業予定を発表した。
ハイアットの独立系ホテルブランドでは、いまの旅行者が求める体験を、各デスティネーションに応じた新鮮かつ刺激的な形で提供することを目指している。
例えば、「アンバウンド コレクションby Hyatt」は歴史に彩られたラグジュアリーホテル、「デスティネーション by Hyatt」は没入型リゾート、「JdV(Joie de Vivre:生きる喜び) by Hyatt」は活気のある地元の街にインスパイアされたブティックホテルとして展開している。
現在、ハイアットはこれらの独立系ホテルブランドで、2020年に計9軒を開業。2021年には計16軒を開業する予定だ。このうち、「アンバウンド コレクション by Hyatt」で中国の万里の長城や景徳鎮、成都を含む世界5か所でオープンを予定。また、「デスティネーション by Hyatt」では米国に4軒、「JdV by Hyatt」ではスウェーデンの3軒を含む7軒を予定している。
さらに、2025年までには「アンバウンド コレクション by Hyatt」で8軒の開業を予定。このリストの中には、静岡県・富士スピードウェイでの開業も含まれている。
なお、ハイアットは2020年12月31日現在、20のブランドで世界69か国・975軒以上を展開している。