観光産業の新時代、今考えるべき5つの論点とは? 旅行テックのオンラインイベントで議論、米・フォーカスライトが欧州発で6月28日から開催(PR)

旅行調査の世界大手フォーカスライト社は2021年6月28~30日、欧州発のオンライン・イベント「フォーカスライト・ヨーロッパ・オンライン2021」を開催する。OTAを始め、ホテル、航空会社など600以上の旅行関連各社・団体トップを迎え、フォーカスライトのアナリストや専門家と共に、様々な角度から議論を進める。

3日間に渡るプログラムでは、まず初日に、欧州マーケットで注目のイノベーションに取り組む旅行系スタートアップなど6社が登壇。続いて2~3日目の「センターステージ」では、トリップアドバイザー、エクスペディア、トリバゴなど大手OTAやアコー、CWT、イージージェット、ソジャーンなどのキーパーソンを迎えて10以上のセッションを開催。

ポスト・パンデミック期の旅行マーケットにどう向き合うべきか。需要復活を加速させるためのソリューション、そして前代未聞の事業環境にあるからこそのチャンスなどが討論される予定だ。

詳細・申し込みはこちら⇒「フォーカスライト・ヨーロッパ・オンライン2021

※トラベルボイスはフォーカスライトの公式メディアパートナーとなっています。


テーマは「物語の続編(Writing the Sequel)」

ワクチン接種が進むのに伴い、ようやく明るい光が差し始めたヨーロッパの旅行マーケット。しかし、1年以上に及ぶ停滞期を経て、省力モードを強いられてきた各社が、すぐに十分な人員体制を整え、パワー全開で動き出すのは容易ではない。加えて、様々な制限やプロトコル、健康パスポート、ウイルス検査など、これから整理するべき課題は多い。

そこで今年のフォーカスライト・ヨーロッパでは、パンデミックを乗り越えて、再び動き出した旅行産業の新しいストーリー、「物語の続編」(Writing the Sequel)」をテーマに選定。旅行者とこれを受け入れるデスティネーション、サプライヤーと流通、テック開発者とプラットフォームなど、それぞれ異なる立場から旅行ビジネスに携わる人々が一堂に会し、過去の業績と失敗から学び、末永く幸せな未来へと続く新展開が生まれる場を目指している。

「続編」でフォーカスするべき5つのポイント

旅行産業が前代未聞の状況を経験した今だからこそ、できることがある。既存のサービス改良や積年の問題解決に取り組み、新しい未来へと舵を切ることで、「続編」は、今まで以上の出来栄えになるはずだ。

旅行者にもっと満足してもらうこと、そしてより安全、安心な移動手段、理想に近い宿泊体験やサービス、効率的な手続き、そして持続可能なデスティネーションを実現するために、今、考えるべき論点として、フォーカスライト・ヨーロッパでは以下の5つのポイントを挙げている。

  1. お金の流れとビジネスモデルの見直し
  2. 旧態依然とした力関係からの解放
  3. 自動化によるヒューマン・プロセスの変革
  4. 旅行ビジネスを統合または分割するかもしれない新しいスタンダードやルール
  5. ポスト・パンデミック期に旅行者の期待に応えるための課題

プログラム概要

会期中は、多彩なプログラムをすべてオンラインプラットフォームで展開する。

テーマの一部を紹介すると、ポスト・パンデミック期の体制を模索する各国デスティネーションのジレンマ、ワクチン格差問題、デジタルマーケティング、航空需要の見通し、女性起業家、旅行業におけるサブスク・モデル検証、ホテル流通、ビジネストラベル、旅行復興と持続可能性のバランスなど。

さらに双方向で意見交換できる参加型の企画もある。初日には、「イノベーション・ローンチ」に登壇した各社がバーチャル会議室に待機し、参加者からの質問を受け付ける時間を設定。また2~ 3日目には、トピックス別にグループを組み、オフレコ形式で少人数で議論する「ネットワーキング&業界ラウンドテーブル」の場を用意する。

開催要項

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