Carstay社によると、同社が運営する2021年5~7月のキャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービスが過去最高の売上と予約数になった。カップルや家族、ペット連れを中心に、コロナ禍で密を避けて旅を楽しめるキャンピングカーの需要が高まっていることがうかがえる。
同社によると、キャンピングカーを含む車中泊仕様の車のカーシェア「バンシェア」は売上が前年同期比で約8.6倍、予約数が約9.3倍。また、車中泊スポットのシェアサービス「カーステイ」も、それぞれ約4.6倍、約6.2倍と好調だ。
カーシェアの売上をけん引しているのは、エアコン、冷蔵庫、テーブル、大容量バッテリーなどの装備を搭載した車種。エンジンのアイドリングなく、車内に搭載したバッテリーで家庭用エアコンや冷蔵庫などの生活に必要な電化製品が動く車両が人気で、旅行だけでなく、ワーケーションやオフィスとして利用する法人も増えているという。