JAL、劣後ローンなどで3000億円の資金調達、CO2排出量削減する航空機の導入や、レベニューマネジメントシステムの刷新などに充当

日本航空(JAL)は、劣後ローンと劣後債の発行によって、総額3000億円程度の資金調達を実施する。2021年9月10日、正式に発表した。JALは、今後新型コロナウイルス感染拡大の影響の長期化を踏まえて、成長のための長期性資金を前広に確保すると同時に、財務健全性の維持・向上に万全を期すことを目的に、今回の資金調達を決定した。

調達した資金については、中期経営計画を着実に遂行し持続的な成長を実現するため、CO2排出量を大幅に削減できるA350-1000 型航空機の導入や国内線におけるレベニューマネジメントシステムの刷新などの設備投資資金、有利子負債返済資金、運転資金などに充当する。

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