米有力旅行誌のトラベル+レジャー(Travel + Leisure)は、読者の投票による2021年「世界のベスト都市トップ25」を発表した。今回の投票は、新型コロナウイルスによる旅行規制が世界中で徐々に解除された2021年1月11日から5月10日にかけて実施。過去3年間の旅行体験に基づいて投票を募った。
投票の結果、1位はメキシコのサン・ミゲル・デ・アジェンデとなり、日本からは京都が5位で前年の6位からランクアップ。東京は前年の15位から19位にランクを下げた。
なお、京都は、フィレンツェ、ローマとともに、ランクイン常連都市として殿堂入り(Hall of Fame)都市に選ばれている。
トップ10にはメキシコから3都市、東南アジアから4都市がランクイン。ヨーロッパからは3位のイスタンブールなど9都市が25位内に入った。一方、アメリカから25位内に入ったのはサウスカロライナ州のチャールストンのみ。
トップ25とスコアは以下の通り。
- サン・ミゲル・デ・アジェンデ (メキシコ) 93.54
- ウダイプル (インド) 91.63
- イスタンブール (トルコ) 91.32
- ウブド (インドネシア) 91.25
- 京都 90.94
- フィレンツェ(イタリア) 90.48
- メキシコシティ(メキシコ) 90.23
- オアハカ (メキシコ) 90.22
- チェンマイ (タイ) 90.06
- バンコク (タイ) 89.81
- 台北 (台湾) 89.62
- クラクフ (ポーランド) 89.39
- ルアンパバーン (ラオス) 89.29
- ローマ (イタリア) 88.88
- サン・セバスティアン (スペイン) 88.87
- ボドルム (トルコ) 88.82
- ジャイプル (インド) 88.68
- チャールストン (アメリカ) 88.61
- 東京 88.59
- ケープタウン(南アフリカ) 88.55
- トリエステ (イタリア) 88.54
- リュブリャナ (スロベニア) 88.47
- ソウル(韓国) 88.00
- アンティグア・グアテマラ(グアテマラ) 87.97
- ポルト (ポルトガル) 87.79