航空機メーカー大手のエアバス社は、4人乗りの電気航空機「CityAirbus」の開発計画を明らかにした。エアバスでは、環境対策としてゼロエミッションの都市航空移動(UAM)市場が今後拡大していく見られることから、さまざまな場面での活用を目指していく。
CityAirbusの航続距離は80キロ、速度は時速120キロ。都市航空移動として、騒音対策にも注力しており、飛行時は65デシベル、着陸時は70デジベルに抑える。また、離陸モードから飛行モードへの移行では、主翼の向きを変える必要がないため、効率的にホバリングすることが可能になる。
現在は、詳細設計の段階。プロトタイプによる初飛行は2023年を予定している。