ANAホールディングスのスタートアップ企業avatarin(アバターイン)は2021年10月21日から、オンライン上の観光体験サービス「avatarin(アバターイン)」ベータ版の提供を開始した。
同社は従来から、遠隔操作ロボット「newme」に接続し、実際にその場にいるかのように自由に歩き回ってその場にいる人と話したり、向きを変えて見たいものを見たりする「瞬間移動の旅」を提供。「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」、「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」、「箱根ガラスの森美術館」、「新屋島水族館」に加え、ベータ版で新たに「白い恋人パーク」、「沖縄美ら海水族館」の体験プランを追加した。たとえば、沖縄美ら海水族館では、水槽をただ眺めるだけでなく、生き物の特徴や生態を専属解説員が紹介する。
同社は、これまで施設を訪れることが出来なかったユーザーにアプローチし、既存の経済圏を越えた顧客開拓を図ることで、ノンエア事業の強化につなげたいとしている。