日本航空(JAL)と伝泊プラス工芸社は、宿泊可能な古民家でおこなう地域文化体験プログラムの販売を開始した。両社はこれまで奄美大島・加計呂麻島・徳之島で、「伝泊」を軸に観光客と地域住民との交流に向け取り組んできた。その仕組みを発展させてさまざまな地域で展開し、交流人口拡大を図る。
第一弾として、石川県小松市大杉地区でプロジェクトを展開する。小さな集落にある築年数約180年の古民家2軒を文化財保全の一環として文化体験型宿泊施設に改修。宿泊とともに、地域の魅力に触れる体験プログラムやイベントを実施する。
具体的なプログラムは、JALの客室乗務員である「JALふるさと応援隊」と伝泊プラス工芸が地域住民とともに、地域の食、自然、産業、文化の魅力を盛り込んで企画。里山フラワーアレンジメント、地酒講和、加賀水引きの和小物作成などを提供する。