ハワイ、直行便渡航者の手続きが変更に、外国人渡航者にワクチン接種証明を義務付け

米ハワイ州知事は2021年11月8日から、18歳以上のすべての外国人渡航者に新型コロナウイルスワクチン接種証明の提示を義務付けることを発表した。2021年10月25日の大統領令に則ったもの。これにより、海外からハワイ州への直行便で到着する渡航者と、米本土・準州経由での渡航者は、手続きが異なる。

直行便でハワイに到着する外国籍渡航者の場合、ワクチン接種証明書の提示と、ハワイ便出発3日以内の事前検査(PCR NAAT検査または抗原検査)による医療機関の陰性証明書の提示が必要。一方で、これまで出発前に手続きが必要だったハワイ州の「ハワイセーフトラベルズプログラム」登録と旅行情報等の更新が不要になる。

米国本土・準州経由でハワイに渡航する外国籍渡航者は、米国内の旅行者と同様に「ハワイセーフトラベルズプログラム」への手続きが必要。また、米国入国の際には、ワクチン接種証明書と事前検査陰性証明が義務付けられている。

なお、10月25日の大統領令の例外は、18歳未満の子供と医学的にワクチン接種が不可能な人、緊急の渡航者で、適時にワクチン接種を受けることができない人に限られている。詳細は、ハワイ州観光局の下記のページへ。

ハワイ州観光局・ハワイ州への渡航条件変更のお知らせ

ハワイ州観光局・米国に渡航する外国人に対する新型コロナウイルスワクチン接種について

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